レクリエーション介護士以外でおすすめの資格としてまず挙げられるのが、認知症予防インストラクターです。認知症の予防や進行を遅らせることを目的にしたレクリエーションを行うスキルが身につきます。認知症に関する基本的な知識やレクリエーションの実践方法を学べるため、認知症の高齢者を対象にした介護施設で働く場合は大いに役立つでしょう。日本では認知症の高齢者が増加しています。それに伴い、認知症介護の需要が高まっており、認知症予防インストラクターの資格を持つ人材はあらゆる現場で求められています。今後のキャリアにも有利に働く資格といえるでしょう。
こちらは、NPO法人日本介護福祉教育研修機構が認定する資格です。日常生活のあらゆる場面において利用者が楽しみながら過ごせるように、レクリエーションの視点を加えて介護を提供できる人材の育成を目的に作られました。ケアレクの概論や障害に応じたレクリエーションの知識が身につきます。ケアレクインストラクターを取得するためには、通学講座と通信講座を修了し、認定を受ける必要があります。2日間の通学講座でケアレクに関する知識と技術を学び、通信講座でレポートを提出します。その後、熟練度をチェックされ、十分な知識と技術を有すると判断された場合に資格が与えられます。
こちらは、一般社団法人日本音楽健康協会が認定する資格です。レクリエーションに組み込まれることも多い、歌や音楽を通じて身体機能の維持・向上を行うことが目的です。音楽は心身の健康を維持する効果が見込めます。音楽健康指導士を取得することで、その効果を最大限に引き出したレクリエーションを提供できるようになります。
なお、音楽健康指導士には準2級と2級が設けられています。準2級は通信講座、2級は所定の会場で開催される講座を受講します。どちらも受験資格が設けられておらず、誰でも挑戦可能です。準2級は音楽健康セッションの補助業務とDVDを利用した基礎の実践、2級では上位レベルの音楽健康セッションの実践と指導を行います。
以上が、レクリエーションに関するその他の資格です。様々な団体が資格の認定を行っていて、それぞれ目的や学べることが異なります。自分が介護職としてどういった支援を実現したいのか、あるいはどういったキャリアを歩みたいのかを考慮した上で、必要な知識とスキルを身につけられる資格を選んでください。高齢化や認知症の増加に伴い、レクリエーションの必要性は以前よりも高まっています。活躍の場を広げるためにも、資格の取得に取り組みましょう。
レクリエーションは全体がバランスよく楽しめるように配慮しなければなりません。事前のアナウンスや周囲の協力も必要になります。また、利用者に声かけをする際は立ち止まり、フルネームで呼ぶようにしましょう。
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