介護職に役立つレクリエーションの基本的な知識を紹介します。まずは、なぜレクリエーションを行うのかを理解しましょう。レクリエーションを楽しむことで利用者の心は豊かになります。それがQOLの向上につながり、健康的に日々を過ごせるようになります。実際にレクリエーションを行う際は、正しい手順を踏む必要があります。安心・安全を大前提に、利用者に最も適したレクリエーションを提供できるよう、準備を進めていきましょう。
何よりも、レクリエーションは安心・安全に行わなければなりません。転倒などの事故が起こらないよう、事前にリスクを洗い出した上で慎重に進めてください。身体を動かすレクリエーションを行う際は、通常よりも多くの職員が見守りを行うなどの工夫が必要です。また、コミュニケーションを積極的に取る姿勢が求められます。利用者を孤立させないよう、皆が参加しやすい空気を作ってください。利用者に対する敬意も忘れてはいけません。
レクリエーションを企画する際は、利用者だけに目を向けないようにしましょう。職員の自己実現も必要です。職員の趣味や特技、やりたいことを組み込んだレクリエーションを行うことで、効果がより高まります。また、利用者の発語を促すことや全体への細かい配慮も忘れてはいけません。アナウンスの際は、いつ、どういったものを行うのかを丁寧に伝える必要があります。レクリエーションに対する注目度を高める工夫も求められるでしょう。
介護施設で行うレクリエーションは楽しいものです。しかし、目的は楽しむことだけではありません。レクリエーションには周囲とのコミュニケーションを活性化させる効果があります。心身が弱っている高齢者がレクリエーションを通じて周囲と交流を深めることで、QOLが向上します。心の安定や自尊感情の向上など、様々な目的がレクリエーションには含まれています。また、聴覚や視覚、触覚などが刺激されるので、リハビリの効果も見込めます。
レクリエーションは全体がバランスよく楽しめるように配慮しなければなりません。事前のアナウンスや周囲の協力も必要になります。また、利用者に声かけをする際は立ち止まり、フルネームで呼ぶようにしましょう。
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